~会津太陽光発電の産業用太陽光発電システム・パッケージ~
「遊休地を活用したい」「自然エネルギーを地元に普及させたい」
そう思っても、大規模な太陽光発電設備の導入には超えなければならないハードルが多数あります。
50kWを超える設備の場合…
・「高圧連系」となり、高額なキュービクル(高圧受電設備)の設置が必要
・電気主任技術者の選任が必要
・電力会社との協議に時間と費用がかかる(検討費用だけで21万円)
ですからおすすめは50kW未満の設備です。
ポイント1・雪国対応と低価格を考えた架台
弊社では産業用太陽光発電の実証実験を行っています。
詳しくは詳細ページをご覧頂きたいのですが、弊社では単管パイプを野立て架台として使用しています。
従来、コンクリートの大掛かりな基礎が必要という慣例が、野立て太陽光発電導入のハードルになっていました。しかし、単管パイプでしっかりした架台を作れれば、コンクリート基礎のような時間と費用をかけずとも良いのです。
太陽光発電の先進国では単管での設置が普及しています。
積雪地域の過酷な環境でも耐えうることを証明するために実証実験中です。
弊社が設置工事でで使用するのは強力な打ち込み杭「くい丸」です。
★くい丸の特徴
・抜けにくい
くい丸の引抜強度は、足場管の2.5倍以上。通常の足場管は内部が空洞のため打ち込み時に土が入り込んでしまいます。くい丸は先端部にハガネ材を全周溶接しているので杭本体の中に土が入り込みません。周辺の地盤を乱さずに地面の中に入っていくため、高い引き抜き抵抗力が得られます。
・錆びにくい
頭部と突端部に常温亜鉛メッキ塗料で仕上げを施しているため、サビが侵食しにくくなっています。
・硬い地盤にも打てる
先端部に溶接されたハガネ材により、アスファルトにも打てる強力さを獲得。石混じりの固い地盤にも施工できます。
・安全で美しい
くい丸は頭部も全周溶接されているため、打ち込み時にカエリ(金属の反り)が発生しません。カエリで手を切る心配が無いため安全で、かつ美しい仕上がりとなります。
ポイント2・「産業用」「雪国」に強いメーカー製パネルをおすすめ
パネルは国内メーカーのものが安心ということで人気が高いですが、容量が多い場合はやはり価格が気になりますよね。
費用を低く抑えるなら、信頼が置け、日本に拠点がある海外メーカーもご検討下さい。
日本での認知度はまだ低いですが、2012年のモジュール(パネル)出荷量が世界一を記録した世界的に有名なメーカーです。
インリーソーラーはワールドカップサッカー2010年南アフリカ大会・2014年ブラジル大会の公式スポンサーや、ドイツのサッカークラブバイエルン・ミュンヘンのスポンサーも務めています。
インリーソーラーの一番のポイントは単結晶パネルにN型セルを使用していること。そのため、
・熱に強い
・変換効率が高い
・初期劣化が少ない
などの利点があります。
熱に強いパネルといえばPanasonicのHITもありますが、インリーソーラーもおすすめです。積雪地域は夏場により多く発電し冬の遅れを取り戻す必要がありますから、高温でも発電できるパネルが望ましいですね。
2013年、中国のソプレイソーラーと、秋田県のトワダソーラーが合資定形を結びました。
弊社でご紹介するのは「秋田のトワダソーラーで検品・加工されたソプレイソーラー製パネル」です。
この製品の一番のメリットは国内メーカーが高い技術でしっかりと検品した商品であり安心度が高いことです。
・全てのパネルのハンダ浮きや亀裂などの不良を手作業で検品しています。
・ELテスター検査…パネルは海外から日本への輸送中に、肉眼では判らないごく小さな亀裂(マイクロクラック)を負うことがあります。ELテスターというレントゲンのような機械で、マイクロクラックを可視化します。これも勿論全てのパネルを検査します。
2013年秋、弊社代表と社員が秋田のトワダソーラー本社を訪れ、工場内を見学させて頂きました。
実際に手作業で一枚一枚検品している様子を拝見しました。「中国メーカーの安さは魅力だけれど、品質に不安がある」というお客様にこそ自信を持っておすすめしたいブランドです。
さらにトワダソーラーでは雪国向けに「積雪低減加工」を施しています。
積雪低減加工とは…
太陽光パネルのフレームと内側の「セル」の間にはわずかながら隙間ができます。隙間に入った水は小さな氷の塊となり、そこに雪がくっつくとパネルの上の雪が落ちにくくなってしまいます。
トワダソーラーでは隙間部分にコーキングを施し、水の侵入を防ぎます。
パネルの落雪を少しでも妨げる要因は極力なくす。雪国のメーカーならではの丁寧な加工です。
弊社施工 野立て太陽光発電所
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ページ公開…2013年11月