太陽光発電システムは大きな買い物です。できる限り長い期間安定して動いてくれなくては、初期費用が回収できるのか心配で、とても導入できませんよね。
ですから、太陽光発電に「保証」はなくてはならない制度です。
ですが一口に「ほしょう」と言っても、「出力保証」や「自然災害補償」「雨漏り補償」など、種類は様々です。
ここではその種類や役割についてご説明します。
基本の「出力保証」
発電量がメーカーの規定よりも明らかに低い。何かが当たって壊れたわけでもないからどうやら製造上の不具合のようだ。
そんな場合は、メーカーの「出力保証」により修理・交換の対象となります。
どのメーカーでも、発電パネルには最低でも10年間の保証が付いています。その保証の期間内に、規定よりも発電性能が下がったり、故障して動かなくなったなどの場合にメーカーがパネルの修理や交換に応じます。ほとんどのメーカーで無料です。
また、周辺機器に関しても保証が付きますが、パネルよりも期間が短いメーカーがほとんどです。パワーコンディショナー等は精密機械であるため、内部の部品の寿命がパネルよりも早く来てしまうのです(その場合、部品の交換や機器の買い替えが必要です)。
さらに安心の「災害補償」
パネルの初期不良による故障もなく、毎日ばりばり発電している、よかった。なのに台風でお隣の瓦が飛んできて当たった…。
そんなことが起こらないとも限りません。
それを補償してくれるのが「災害補償」です。
火災や自然災害で太陽光発電システムが正常に動かなくなった場合の修理費などを補償する制度です。
メーカーにより、無償か有償かの違いがあります。
「定期点検」について
メーカーによっては、「設置後○年目に点検を受けること」を保証適用の条件にしているところもあります。
また、義務ではありませんが有償での点検を推奨しているメーカーも。
弊社では設置から3年目と9年目の無償点検サービスを行います。
長く安心して太陽光発電とお付き合い頂けるよう、点検は是非ともお受けください!
最終更新日…2015年7月